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2021.02.20
アスベストデータベースの活用について
国内の既存建築物には、アスベスト含有建材が数多く使用されています。事前調査が不十分のままリフォームや解体工事を行うと、知らずにアスベストが飛散し、周辺環境を汚染するだけでなく、作業者自身もアスベストを吸引する可能性があり令和3年4月1日より法規制が強化されました。リフォーム工事を始める前に取り扱う建材のアスベスト含有状況を調査して含有が判明した場合は飛散防止対策、保護具の対策等の処置を十分に行った上で工事に着手しましょう。「アスベストデータベース」を用いれば、特別な分析をしなくてもアスベスト含有建材を調べることができる場合もあります。皆様の安全な作業環境確保、周辺住民のばく露防止の一助として、アスベスト含有建材の調査にアスベストデータベースをご活用ください。
今回はスマートフォン、タブレット等からもご利用いただけるサービスが整いましたので資料を添付します。(利用時には「ご利用上の注意」を一読してください)
尚、法で定められた事前調査は(令和5年10月1日施行)一般建築物石綿含有建材調査者、特定建築物石綿含有建材調査者、一戸建て等石綿含有建材調査者、又は、令和5年9月30日以前に日本アスベスト調査診断協会に登録され事前調査を行う時点においても引き続き同協会に登録されている石綿調査診断士が行う事となっています。令和3年4月1日~令和5年10月1日の間の事前調査は上記有資格者が実施することが望ましいと厚生労働省から文書で通達されています。
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