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2023.08.29
大分県・大分市の「石綿事前調査について」通知文
大分県生活環境部環境保全課と大分市環境部環境対策課は「有資格者による石綿事前調査の義務化について(通知)」を大分県内の建築工事又は解体工事業社へ8月31日付で発信されます。
ご承知のとおり、建築物の改修工事や解体工事を行う場合は事前に石綿を含む建材等の有無を確実にする石綿事前調査が全ての工事で義務化されています。このうち、解体等工事の際に令和5年10月1日着工の工事から、厚生労働大臣が定めた①「建築物石綿含有建材調査者」、又は②「令和5年9月30日までに日本アスベスト調査診断協会に登録された者」による事前調査を行う要件設定が施行されます。また、新たに令和8年1月1日からは工作物の石綿事前調査者登録制度の新設されることとなりました。※令和5年9月30日以前着工の工事についても、資格者①②による調査を行うことが望ましいです。※解体等とは建築物の改修を含みます。お陰様で大分県内の多くの建築関連の企業様から石綿の事前調査のご依頼を受けております。有資格者(建築物石綿含有建材調査者:8名、日本アスベスト調査診断協会に登録した調査者:5名)の技量向上にこれからも努めて参ります。
【 通知文 PDFファイル 】
⇒ 大分県 大分市 石綿事前調査(新制度追加:工作物の調査)通知文別紙 令和5年8月31日
まだまだ石綿に関する事前調査が不十分であったり、調査結果が掲示されていない現場、法に定められている「事前調査の報告義務」が実施されていない事例が多く見受けられます。我々は石綿専門業者として大分市等とご協議させて頂きながら石綿事前調査の適正化について啓蒙活動を実施しているところであり、今回の通知により更に法令厳守と事前調査が適正に処理されることを望むところでございます。
大分県内では、建設業労働災害防止協会大分県支部様(年10回程度)と西日本産業衛生会様(年2回程度)が事前調査に必要な「建築物石綿含有建材調査者」の講習会を開催されています。法改正の直前というタイミングも重なり申し込みが終了している場合もあるとのことですが早目の受講をお勧め致します。詳しくは、両者のHPに詳細が示されていますのでご参考ください。弊社は、これからも石綿対策において真正面から取り組んで参ります。ご不明な点がございましたら何なりとご用命ください。
石綿事前調査窓口➡ ㈱日栄環境対策事業部 土師(はじ)・福田 〒870-0145 大分市乙津町8-8 電話:097521-6171 mail: info@kabu-nichiei.co.jp
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