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2022.11.02
「工作物石綿事前調査者」(仮)新設 年末年始無災害運動の準備
「年末年始無災害運動」について
早いもので今年も残すところ2か月となりました。これからの2か月間は年末年始に向けて私どもを取り巻く環境があわただしくなり職場での災害が多発する時期でもあります。弊社が関係する工事において年末年始安全強化期間を令和4年12月1日~令和5年1月15日と定め安全の徹底に努めて参ります。職場の安全と健康を維持確保するためには、経営者と労働者が一丸となって安全衛生活動を推進し、災害の無い職場環境を整えるためにも、ひとつひとつの作業を丁寧に確認し、次の作業に備えること、そして体調管理を万全にし、無理をしないことが大切であると考えます。各現場においては新型コロナ感染拡大防止と社会経済活動の両立が求められている中で、車両、機械器具、保護具等の作業前の点検、各現場に応じた作業前の危険予知活動の徹底を進めて参ります。明るい年末年始を迎えるためにも年末年始安全衛生の啓蒙活動とその準備を進めて参ります。
「工作物石綿事前調査者」資格の新設について
建築物の解体や改修を行う場合は、全ての建材について石綿の含有の有無を実施する事前調査を行わなければ工事に着工できないことと法令で定められていることはご承知のことと思います。以前からその事前調査を必要とする対象の中で「工作物」については一般建築物と異なり高い専門性知見が必要であり事前調査の見落とし、手抜かり等の懸念がありました。確かに弊社でも実施している発電所内の発電設備や工場内の炉設備等に関しては、発注ご担当者様から意見を聞くなど知見の向上に努めておりました。今回新設される「工作物石綿事前調査者(仮名)」は、その様な特別な構造や図面等においての調査手法を明確にする必要性と今後多方面において石綿事前調査実施が望まれている証だと考えます。特に専門性を必要とする工作物を「特定工作物」と区分し、2年後を目途に新たに新設される調査者資格が必要になるとのニュースであります。我々も今後更に強化される予定の法令改訂や工作物での必要とされる石綿事前調査のノウハウ構築について積み重ねて参りたいと考えます。先般は、ご発注機関の皆様と石綿事前調査の現状に対する意見交換会を実施させて頂きました。石綿事前調査が抱える問題点や課題について明確にし、今後お互いが情報を共有できるようにとのご意見を頂きました。大分県の石綿による労働災害が減少する為にもこれからも微力ではございますが貢献して参りたいと考えます。石綿事前調査に対しましてご不明点やご依頼等ございましたらお気軽にお問合せ下さい。
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